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兵法・兵学の専門家、リーダーシップ教官として活動する村上嘉男(むらかみ よしお)です。
自衛隊での経歴と経験
私は2000年、防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊で歩兵・戦車・砲兵の部隊運用を経験しました。その後、自衛隊内でも限られたエリートのみが務める「レンジャー」の教官を担当。人材育成の現場はもちろん、防衛省情報本部では日本政府の政策に関わる情報分析を担い、インテリジェンスの領域にも深く関わってきました。現場・教育・情報という三つの側面を経験したことは、私のキャリアを特徴づける大きな強みです。
民間企業への橋渡し
退官後は、経営アドバイザーとして企業経営に携わり、「自衛隊で当たり前に学ぶ戦略が、日本企業では十分に活用されていない」という現実に直面しました。どれほど優れた人材や資金を持っていても、戦略がなければ組織は持続できません。私は兵法・兵学を経営に応用することで、企業が本来の力を発揮できるよう支援しています。
情報発信とYouTubeチャンネル
これからの挑戦となりますが、より幅広い層に兵法・兵学を伝えるため、YouTubeチャンネル「兵法・兵学チャンネル」を運営しています。ここでは「リーダーシップのあり方」「戦略の本質」「現代の日本の安全保障」など、軍事の視点をもとにした解説を発信します。経営者やリーダー層はもちろん、学生や一般の方々にも戦略思考を身近に感じていただけるよう努めていきます。
今後の展望
兵法・兵学を、軍事に限られた知識ではなく、社会全体が学び活かせる「普遍的な知恵」として広めていくこと。それがこれからの展望です。組織を導く立場にある人々が兵法・兵学を学ぶことで、より健全で強い社会が生まれる。その未来をつくるために、これからも活動を続けていこうと思います。
村上嘉男